このような悩みを解決できる記事になっています。
不動産投資をする上で、「BM・PM・AM・FM」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
それぞれ管理や運用のプロフェッショナルのことを指していますが、違いが分かりづらいですよね。
この記事でご紹介する「BM・PM・AM・FMの違い」を読めば、それぞれの違いが明確にわかります。
前半では「それぞれの違いを簡単に解説」、後半では「一つ一つについての解説」という内容になっていますので、是非最後まで読んでみてください!
お気軽にご相談ください。
Contents
BM・PM・AM・FMって?
全て〇Mという2文字でややこしいと思いますので、それぞれの違いを簡単に説明します。
【建物管理の仕事】
1:BM(ビルマネジメント)
→ビルの管理をする人、建物の品質維持がメイン
2:PM(プロパティマネジメント)
→いわゆる「管理会社」の仕事、不動産の運用の手伝いがメイン
【資産管理の仕事】
3:AM(アセットマネジメント)
→顧客の資産を最大化する提案をする仕事、領域は不動産に限らない
4:FM(ファシリティマネジメント)
→上記3つを包括的に考える仕事、何棟も不動産を持っている人向け
なんとなくイメージがつかめたところで、それぞれの詳しい解説に移ります!
グループ分けすると、「BMとPM(建物管理)」「AMとFM(資産管理)」に分けられますね!
1:BM(ビルマネジメント)
☆BM→建物の清掃・維持管理などの建物に対しての管理業務
PM→家賃回収やクレーム対応などの人に対しての管理業務
・BM(ビルマネジメント)とは?
BM(ビルマネジメント)とは、建物を管理する業務です。
主な業務として建物の保守や保全、清掃や植栽の管理、防災設備の点検や警備などの業務に携わります。
建物全体の管理を行う仕事で、建物の安全を管理し、建物の品質が維持できるようにします。
要するにBMとは、入居者が安全に建物を利用できるようにすることが仕事です。
・BMになるために必要な能力
ビルの管理は必要な知識が多く大変です。
2:PM(プロパティマネジメント)
BM→建物の清掃・維持管理などの建物に対しての管理業務
☆PM→家賃回収やクレーム対応などの人に対しての管理業務
・PM(プロパティマネジメント)とは
PM(プロパティマネジメント)とは、賃貸住宅やテナントなど不動産オーナーに代わって、不動産経営を支援する役割を担います。
具体的な業務としては、入居者募集から賃貸契約、賃料の回収や督促、入居者や近隣住民からのクレーム対応、明け渡しの立ち会いと原状回復などがあります。
一般的な賃貸物件アパートの管理会社が行っている仕事がPMというわけです。
PMはBMとは異なり、オーナーに経営面での提案も行います。
・PMになるために必要な能力
PMはBMと比べて、入居者対応などのコミュニケーションが大切です。
3:AM(アセットマネジメント)
☆AM→顧客のお金を最適化する提案を行う業務
FM→顧客のモノ(不動産)を最適化する提案を行う業務
・AM(アセットマネジメント)とは
AM(アセットマネジメント)とは、投資用資産の管理や運用を行う仕事です。
アセットとは日本語で「財産」という意味なので、アセット(財産)をマネジメント(管理)すると考えればわかりやすいです。
例えば5億円もっている投資家がいたとして、どのような資産をどのくらいの配分で持つのが最善かということを提案するような仕事になります。
AMになるためには不動産だけではなく、株や保険などの資産運用の包括的な知識が求められます。
・AMになるために必要な能力
私は自分で資産配分を決めているので、自らAMをしていることになりますね!
4:FM(ファシリティマネジメント)
AM→顧客のお金を最適化する提案を行う業務
☆FM→顧客のモノ(不動産)を最適化する提案を行う業務
・FM(ファシリティマネジメント)とは
FM(ファシリティマネジメント)とは、企業が所有する土地や建物、設備などの”ファシリティ”を総合的に最適な状態にするために管理、運用していく役割を果たします。
具体的には使っていない土地の活用や、物件のリフォームの提案がFMの業務にあたります。
AMでは顧客のお金に対して最適な提案をするのに対し、FMは顧客の物件や設備などのモノに対して最適な提案を行うわけです。
FMとは物件・設備に対して、最小のコストで最大の収益が上がるように企画や計画を立て、総合管理を行う仕事です。
・FMになるために必要な能力
AMとFMの両方できるのが理想ですね!
BM・PM・AM・FMに向いている人は?
それでは、あなたは上記4つのどれに向いているのかを確かめていきましょう。
【BMに向いている人】
【PMに向いている人】
【AMに向いている人】
【FMに向いている人】
まとめ
今回は『BM・PM・AM・FM』について解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしましょう!
弊社はPM、FMが得意な不動産会社です!
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