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札幌の不動産屋、株式会社レックの大友です。
今回は、2020年の宅建の試験に45点で合格した私が3ヶ月で宅建試験に合格する方法を解説していきます。
この記事では、テキストと問題集は持っている前提でお話していますが、基本購入した方が良いと思います。
私はTACのテキストと問題集を使っていましたが、基本何でもいいと思います。
宅建は合格率10%程度で、簡単な試験ではありませんが、勉強方法さえ知っていれば合格できない試験ではありません。
年間1回しか試験がないので、確実に合格をつかみ取りましょう!
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どんなことでもお気軽にご相談ください
Contents
3ヶ月で宅建に合格するためのステップA
3ヶ月で宅建に合格するためには以下のサイクルで勉強します。
- 宅建業法のテキストを一通りさらっと読む
- 問題集の宅建業法部分を解く
- 丸付けして間違った問題、正解だったけれど自信がなかった問題の解説を読む
- すぐに解説を読んだ問題を解く
- 全ての問題に自信がつくまで③・④を繰り返す
まずは宅建業法を完璧にしましょう。
宅建業法は、①出る問題が分かりやすい、②20問/50問が宅建業法からの出題である、という点から勉強すればするだけお得な分野です。
ちなみに、一気に宅建業法を全てやるのはつらいという方は、業法の単元ごとにこれを行うのもおすすめです。
なんなら私は3ページごととかでこのサイクルを回していました。
問題を解けるという感覚をまずはつかむことが大切です!
①宅建業法のテキストを一通りさらっと読む
まずは何が何だか分からない状況ですので、宅建業法に慣れるという意味でテキストを読みます。
この時大切なのが、ちゃんと読まないことです。
私もそうでしたが、ちゃんと読もうとすると難しくて読む気を失います。
何となく、軽く、さらっと、読む感じで十分です。
どうせテキストを読むだけでは問題は解けません。
本当に超テキトーでいいです!
②問題集の宅建業法部分を解く
テキストで読んだ部分の問題を解きましょう。
①でテキストを読んだにもかかわらず全然解けないと思います。
でも最初はそれで良いです。
これも宅建の出題方法や問題形式に慣れるためにやっていると思いましょう。
私も最初は全く解けませんでした。
次のステップに向けて、100%の自信をもって解けた問題はチェックしておきましょう。
100%の自信とは、正解の選択肢が合っている理由だけではなく、その他の選択肢の間違っている部分も全てわかっている状態のことを指します。
最初は正解していたとしても、まぐれ当たりばかりですので基本チェックはつかないと思います。
わかったフリをしないことが一番大切です。
③丸付けして間違った問題、正解だったけれど自信がなかった問題の解説を読む
ここが一番重要です。
②で解いた問題で、「間違えたもの」「100%の自信があるもの」を除いたすべての解説を一通り読みましょう。
解説を読んだ瞬間は少なくとも100%の自信がある状態になりますね。
これも最初は「そんなものあったっけ?」「こんなの聞いたことない」という感じですが、大丈夫です。
2・3周もすればだんだんと慣れていきます。
一通り全て読むと、最初のころに読んだ解説は忘れていきますが、もう一回読みに戻っても良いですし、忘れたまま④に進んでもOKです。
この項目だけは、妥協せずに全力でやりましょう!
④すぐに解説を読んだ問題を解く
③で解説を読んだ問題をまた一通り解きましょう。
今度は三分の一から半分くらいは解けるはずです。(③でしっかりと解説を理解していれば)
この辺から少し手ごたえが出てて来ます。
解説を読んだばかりのホットな状態、マリオでいう”スター状態”、で解いているだけなので、まだ真の実力で解いているわけではありませんがそれで良いです。
最初はとにかく①宅建の用語に慣れること、②宅建の出題形式に慣れること、③正解できる感覚をつかむことが大切です。
しっかりと勉強していれば、必ず理解できるようになります。
⑤全ての問題に自信がつくまで③・④を繰り返す
あとはすべての問題に100%の自信がつくまで③と④を繰り返します。
どうしてもわからないところや理解を深めたいところは、テキストを見ると良いでしょう。
しかし、テキストを読むと眠くなりますし、問題を解いている方が集中力は続きます。
問題を読んで解説を読む時間とテキストを見る時間は分けた方が良いです。
私は宅建を効率よく合格する秘訣は、とにかく問題を解く量にかかってくると思っています。
テキストを読む暇も惜しんで、ひたすら問題を解きましょう!
ここのミソは、すべての問題に100%の自信がつくまで行うことです。
③と④を繰り返していくと、だんだんと100%の自信問題チェックが増えてきます。
途中からはある意味そのチェックを増やすためのゲームをしている感覚になります。
ここがとても大事です。
ゲームのように勉強すると、驚くくらい頭に内容が入ってきます。
勉強が楽しく感じてきたら、合格はすぐ近くです!
とりあえずは宅建業法を100%の自信がつくまでやりましょう。
他はほっておいても大丈夫です。
他の単元もこれから同じ流れで勉強していく中で、学んだことはどんどん頭から抜けていきます。
しかし0から学ぶのと、前に学んだことがあるのとではその後の記憶の定着や理解にかなりの差ができます。
宅建業法が一番大切なので、宅建業法を一番最初にやるのは理にかなっているわけです。
ここまでできればあとは他の単元も同じようにやるだけです!
次は、全体的にどのようなフローで行うかを解説していきます!
3ヶ月で宅建に合格するためのステップB
Aでは宅建業法の勉強方法を解説しましたが、どの単元も勉強方法自体は同じです。
ステップBではその後の全体の流れを解説します。
- 「宅建業法」でステップAを行う
- 過去問を解く
- 「法令上の制限」でステップAを行う
- 過去問を解く
- 「税・その他」でステップAを行う
- 過去問を解く
- 「免除科目」でステップAを行う
- 過去問を解く
- 「権利関係」でステップAを行う
- 過去問を解き続ける
解説
単元ごとの学習方法はステップAで解説した通りです。
私は単元ごとの学習の間に過去問を解くことをおすすめします。
理由としては以下の通りです
- その時点での自分の実力が確認できるため
- 点数の成長を実感でき、モチベーションにつながるため
- 勉強スケジュールの組み立てがしやすい
過去問を解いて実力を確認する作業は重要です。
なぜなら、基本的に人間は自分に甘い生き物なので、焦りというモチベーションが必要だからです。
すべての単元を100%の自信まで持っていっても、過去問では思った通りの点数は取れないでしょう。
定期的にその確認をしなければ、自分勝手な余裕が心に生まれます。
その余裕が勉強の計画において一番の敵です。
定期的に余裕をつぶしましょう。
また、問題集のすべての問題が100%の自信のある状態になったら、過去問をひたすら解いて、問題を覚えるくらいまでになりましょう。
宅建は結構過去問と同じ問題が出る傾向にあるので、過去問対策は重要です。
参考までに、私は過去問3年分を100%の自信のある状態にして試験に臨んだら、45点という点数で合格することができました。
意外と少ないと思われるかもしれませんが、体感そのくらいで十分です。
やらなければいけない量に絶望する必要はありません。
あまり気負わずにやりましょう。
試験を終えて、「意外と簡単だった」と思うことが出来たら大成功です!!
まとめ
今回は宅建に3か月で合格するための方法を解説しました。
ここでの一番のコツは、問題のすべての選択肢について100%自信がある状態まで持っていくことです。
そこを怠ってしまうと、試験本番でも不安が残り、100%の力が発揮できないなんてことにもつながってきます。
試験本番ではどうしても見たことのない問題が出てきます。
それらの問題に対して、精神的なダメージを受けずに、自信をもって切り捨てることができるようになることが大切です。
宅建の合格は一生有効です。
あなたも宅建に合格して、一生モノの資格を手に入れましょう!
将来的にあなたと一緒にビジネスできることを楽しみにしています!
宅建は簡単に取れる資格じゃないからこそ、価値があります。
この記事に書いてある通りに勉強すれば必ず余裕で合格できますので、あなたの手で合格をつかみ取りましょう!
札幌で不動産にお悩みの方
どんなことでもお気軽にご相談ください