不動産投資家に宅建は必要なのか?必要のない理由を解説します!

✔この記事はこんなあなたにオススメ!
  • これから不動産投資家になろうとしている方
  • 宅建を取るべきかどうか迷っている方
  • 宅建を取ったが、何をしたらよいか分からない方

ご覧いただきありがとうございます!

札幌の不動産屋、株式会社レックの大友です。

 

今回は、不動産投資家は宅建の資格を取る必要があるのかについてお話していきます!

不動産を賃貸・売買するとなると宅建免許が必要になるのか、これから不動産投資家になろうとしているあなたも気になりますよね?

その答えは、宅建免許を取るとどういったことができるようになるのかを知ると簡単にわかりますので、一緒に学んでいきましょう!

宅建は難易度も高く、気軽にとれる資格ではありません。

あなたに宅建が必要であるかどうかをしっかり確認したうえで、宅建の試験を受けるようにしましょう!

 

 

不動産投資家に宅建は必要か?

結論:必要ありません!

 

私は普段からオーナーの方々と交流がありますが、むしろほとんどの方が宅建を持っていません。

意外ですよね。

不動産投資家というからには不動産に関する資格の代表格である宅建は持ってそうなイメージです。

 

不動産投資家はどちらかというと、不動産のプロではなく、投資のプロです。

投資家が不動産を通してお金を運用しているというイメージです。

それでは、どういった場合に宅建が必要になるのでしょうか?

 

宅建を持っていたからといって、不動産に詳しい人であるとは限りません

宅建免許が必要な場合

具体的に、宅建免許が必要になるパターンは主に以下の2つです。

  1. 自己所有物件の売買を業として行う場合
  2. 他人の物件の売買・賃借の代理・媒介を行う場合

 

自己所有物件の売買を業として行う場合

ここでよくわからないのは、「業として」という部分だと思いますが、要するに「事業として自己所有物件の売買を行うには免許が必要ですよ」ということです。

どこからが仕事としてなのかという部分は非常に曖昧なのですが、①不特定多数のものに対して②反復継続して取引を行うこと、とされています。

基本的には、不動産を購入しても転売を繰り返したりはしないでしょうから、引っかからないと思っていただいてOKです。

 

逆に、不動産の賃貸は宅建免許は必要ありません。

不動産の売買で資産を築きたい場合は免許を取って行うようにしましょう!

 

他人の物件の売買・賃借の代理・媒介を行う場合

こちらに関しては、不動産投資には全く関係ありません。

他の人が不動産を売買・貸借したいときに、お手伝いしたければ免許を取ってくださいねということです。

 

不動産投資家になりたい人でもなかなか、他の人のお手伝いまでしたいという方はいないと思います。

いわゆる「不動産屋」のような仕事をしたければ、免許を取ってから行うようにしましょう!

 

海外では、不動産業に資格が必要のない国もあります

宅建試験に合格するメリット

ここまでで不動産投資家に宅建免許は必要ないことを説明してきましたが、不動産投資家でも宅建の試験に合格することにはメリットがあります。

  1. 悪徳不動産屋に騙されづらくなる
  2. 不動産に関する知識が身につく
  3. 一生有効で就職にも有利

①悪徳不動産屋に騙されづらくなる

一番のメリットはこれだと思います。

悲しいことに、世の中には悪徳不動産屋が数多くあります。

そして、悪徳不動産屋の被害にあっている方が多いこともまた事実です。

 

そんな悪徳不動産屋に対する防衛策として宅建試験の合格は有効です。

普通の不動産屋からしても、宅建を持っているお客様を相手にすると何となく力を入れて業務に臨むという感覚はあります笑

悪徳不動産屋からすれば、変な物件の紹介や、契約書や重要事項説明書でのいたずらはかなりしづらいでしょう。

 

逆に宅建免許を持っている方は、不動産屋に行ったときにその旨を伝えると、営業マンとの話も弾むでしょうし良いことがあるかもしれませんね!

 

②不動産に関する知識が身につく

不動産投資家は物件を購入するとき、不動産屋に紹介されるがままではなく、自分で判断する必要があります。

不動産の営業マンは不動産のプロであって、不動産投資家のプロではないからです。

 

そこで、必ず不動産の知識は必要になってきます。

一般に宅建の試験を合格するには、200~300時間ほどの勉強時間が必要であると言われています。

それほどの時間を不動産の勉強に充てるのですから、当然不動産にはかなり詳しくなります。

すべてが不動産投資に有効な知識ではありませんが、中にはかなり重要なものもありますので、どうせ不動産の勉強するのであればついでに宅建をうけてしまう選択肢もありだと思います!

 

③一生有効で就職にも有利

資格の中には年会費が必要であったり、合格を維持するのに定期的に試験があるものがあります。

しかし、宅建の合格は何もしなくても一生有効です。

加えて、そこそこ難しい試験なので、何十年も落ち続けている人なんていうのも珍しくありません。

 

宅建の合格者が欲しい不動産業者は意外とあります。

もしあなたが将来的に不動産の仕事につきたい場合や、将来への不安がある場合は宅建を取っておくと良いかもしれません。

今のところ、宅建持ってれば就職できるところはたくさんありますよ!

 

少し難しいですが、取って損がある資格ではありません

まとめ

今回の記事は不動産投資家には宅建が必要かどうかについてお話しました。

軽く今回の内容を振り返りましょう!

 

結論

必要ない ⇒自己所有物件の賃貸には免許が必要ない為

 

免許が必要な場合
  1. 自己所有物件の売買を業として行う場合
  2. 他人の物件の売買・賃借の代理・媒介を行う場合

 

宅建試験に合格するメリット
  1. 悪徳不動産屋に騙されづらくなる
  2. 不動産に関する知識が身につく
  3. 一生有効で就職にも有利

 

今回の記事、いかがだったでしょうか?

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