このような悩みを解決できる記事になっています。
不動産を持っていると、「売却しませんか?」という手紙が良く来ます。
不動産屋の私にも来るので驚きです。
この記事でご紹介する「不動産屋から手紙が来る理由」を学ぶことで、手紙が来たからと言って心配する必要はないことが分かります。
記事の前半では『あなたに手紙が来る理由』を、後半では『手紙が来た時の対処法』を解説するので、最後まで読んでくださいネ!
お気軽にご相談ください。
Contents
あなたに手紙が来る理由
・情報はどこからもれているのか
1:相続した場合
法務局の「不動産登記受付帳」という書面からもれています。
不動産登記受付帳には、直近1か月で行われた登記が全て記載されています。
相続した後すぐに不動産屋から手紙が来て、不正に情報が流出しているかが心配になりますが、法務局の正式な書類からですのでご安心ください。
不動産屋は不動産登記受付帳のデータから、手当たり次第に手紙を送っているだけです。
2:投資用物件を持っている場合
法務局の「登記簿謄本」から情報を得ています。
不動産の登記を行うと、あなたの名前や住所が登記簿謄本に記載されます。
登記簿謄本には電話番号は乗っていないので、連絡手段は手紙が手っ取り早いわけです。
登記簿謄本の情報を隠したりはできないので、連絡が来るのは諦めるしかありません。
・あなただけに来ているのか
不動産屋からの手紙は、ありとあらゆる不動産オーナーの元に来ています。
「今だけ」「特別に」「あなただけ」というような文言が入っていたとしても、鵜呑みにしてはいけません。
不動産屋の私の家にもあなたと同じ内容の手紙が届いています(笑)
不動産屋からすればあなたも”大勢の中の一人”なので安心してください。
・不動産屋が手紙を送る理由
不動産屋があなたの物件を仲介、もしくは転売したいからです。
不動産屋が利益を出す方法は主に上記の2つしかありません。
一件一件訪問するのは時間がかかりすぎるので、手紙を送って一気に営業をかけるのです。
不動産屋から手紙が来てもビビる必要はありません。
手紙が来た時の対処法
・売りたくない場合
手紙が来ても無視しましょう。
不動産屋からすると、手紙を沢山送った内の一件なので、仮にあなたが無視したとしてもなんとも思われません。
ヘタに連絡してしまうと、しつこい営業をされてしまう可能性があります。
手書きの場合は心苦しいかもしれませんが、売る気がないのであれば反応をしないのがおすすめです。
・売却を検討している場合
会社を検索して、問題がなければ連絡しても良いでしょう。
手紙を送ってきたということは、行動力のある不動産屋かもしれません。
ただし連絡した時は、かなり営業されることは覚悟しておきましょう。
最近は売り出し物件が少ないので、優秀な不動産屋も手紙を送ることは全然あり得ます。
手紙の内容の真偽
・「買いたい人がいる」
ほとんどの手紙に書いてありますが、99%嘘です。
この言葉はあくまで、あなたに売却を検討してもらうためのものです。
例えば下の2人だと、どちらの方が売却を現実的に考えるでしょうか?
買主さんはこれから探します!
すでに「購入したい」といっている人がいます。
Bさんは購入したい人がいると言っているので、「いくらで売れるかな」くらいは考えてしまいます。
しかし実際には買主候補はおらず、後日「条件が合わなかった」などと言われてしまうのがオチです。
・「高額で買い取る」
不動産屋自身が高額で買い取ると書いてあっても信じてはいけません。
仮に不動産屋が相場よりも高く買ったとして、どうやって利益を出せるのでしょうか?
不動産屋は買取をする場合は相場よりも安くしか買いません。
早く売りたい場合は検討の余地がありますが、急いでいないのであれば不動産屋には売らず、相場で買ってくれる人を探しましょう。
不動産屋にとっては、手紙を出すのも営業活動の一種です。
物件を売却したいときは?
・不動産屋に依頼する
自分で売却しようとせずに、不動産屋に売ってもらいましょう。
不動産の売却を自分で行うと仲介手数料がかからないので、不動産屋に頼みたくないかもしれません。
しかし「価格設定」「ローンが通りづらい」「トラブルが多い」など、デメリットが多すぎます。
仲介手数料=物件価格×3%+6万円
不動産屋に頼んだ方が高く売れる場合も多いので、売却は任せてしまいましょう!
不動産屋に行く前に相場は調べでから行きましょう。
まとめ
今回は『あなたに手紙が来る理由』と『手紙が来た時の対処法』を紹介しました。
最後に重要なポイントをおさらいしましょう!
手紙が来ても、恐れることはなくなりましたね!
お気軽にご相談ください。