【不動産屋の自宅購入記】賃貸派だった私が家の購入を決めた経緯と理由

✔この記事はこんなあなたにオススメ!
  • 家を買う人間の葛藤や考え方に興味がある方
  • 賃貸派で、どのような動機で家を買うのか知りたい方
  • 家の購入を検討しているが、不動産プロの目線を参考にしたい方

ご覧いただきありがとうございます!

札幌の不動産屋、株式会社レックの大友です。

あなたは住宅を購入したことがありますか?

YESの場合は来たる「建て替え・新居購入のガイド」として、NOの場合は「今後の参考・物語」として楽しんで読んでください。

 

私は27歳の時に住宅ローンを組んで、自宅を購入しました。

タイトルにもありますが、私はもともと賃貸派で家を購入するなんて考えてもいませんでした。

しかし、いろいろな葛藤・思いを経て住宅を購入することにしました。

今回は私の自宅購入当時のリアルを赤裸々に綴りましたので、是非楽しんでいってください!

私の自宅

さて、まず私の住宅について軽く説明させていただきます。

(特定を避けるために問題ない範囲で数字はずらしています。)

私の住宅の購入当時のステータスをご覧ください

  • 閑静な住宅街にある旗竿地
  • 築30年・4LDK・要リフォーム
  • 札幌市内・最寄り駅徒歩20分程度
  • 全入居者は高齢のご夫婦、3年前に退去

以上のデータを頭に入れていただくと、これからの話がイメージしやすいかと思います。

それでは本題に入っていきましょう!

 

自宅選びは、その人の価値観が前面に出ます。

それを恥ずかしがる人もいますが、一生モノの買い物なので、恥ずかしがらずに自分の意見を思いっきりぶつけるようにしましょう!

購入するに至った経緯

実を言うと、私は元々、賃貸派でした。

賃貸の方が柔軟に動けるし、当時独身の私には広い家は不必要です。

一軒家への憧れも特にありませんでした。

そもそも、購入するお金もなかったです。

 

もしかすると、あなたも似たような境遇かもしれません。

最近は一軒家が高すぎたり、マンションの方が立地が良かったりする関係で、賃貸派が増えてきています。

そんな賃貸派だった私がどうして住宅を購入するに至ったのか、お楽しみいただければと思います。

 

転職

私は、大学卒業後に某大手ハウスメーカーに就職しました。

ハウスメーカー時代は、会社の社宅に住んでいました。

家賃補助があったため、家賃は約2万円でした。

駅から遠いこともあり、当時は不満もありましたが、今思うとかなり良い条件で住まわせていただいていますね。

 

そのハウスメーカーに約3年勤めた後、現職である株式会社レックに転職します。

当然、社宅はすぐに退去しなければいけないので、新たな家を探す必要があります

家探しにあたって、家の選び方などをかなり調べることになりますが、そこではまだ一軒家という選択肢は出てきません。

転職するから一軒家買うなんて話は聞いたこともありませんね。

どうやら当時の私はまだ一軒家を買う気はなさそうです。

結婚

さて、私はハウスメーカーを辞める直前にとある女性と婚約します。(後に結婚します)

同棲はしていなかったので、新たに二人の家が必要になります。

 

二人で住むとなると、自分一人の都合で家は決められません。

将来的に家族が増えることもありますし、妻の職場の問題もあります。

さて、家は家でも家族の事も考えた家が必要になってきました。

 

このあたりでも正直、賃貸しか頭にはありませんでした。

なんだったら、妻とも賃貸の内見に行っていましたし、ほぼ決定な物件があったほどでした。

結婚するから一軒家を買うなんてことは、少し前の景気が良かった時代のことで、今の若い方の間では賃貸の方がかなり一般的ですよね。

さて、そんな私ですが次の出来事が決定打になります。

 

父のすゝめ

転職先の社長である、私の父が「住宅を買ったらどうだ?」といきなり勧めてきました。

父は、住宅は早いうちに買った方が得という考えの持ち主です。

父の話を聞き、私は以下のように考えました。

  • 今後、転職はないので場所は職場の近くが良い
  • 家賃を払い続けるよりも、資産を買った方がお得
  • 結局勢いは大事、転職と結婚のタイミングを逃すと、一生賃貸かもしれない
  • 会社で住宅の事業を行っている人間が、家を買ったことがないのはいかがなものか

父のすゝめが一番のきっかけで私は家を購入することを決意しました。

住宅ローン等不安なことはいろいろありましたが、我ながらよく決断したと思います!

家を決めた5つの理由

治安が良い

私が住んでいるエリアは札幌市内の中では比較的治安が良いと言われています。

治安が良いと、夜遅くに帰るときに妻や子供が安心です。

治安の良いエリアは教育水準が高いことも多く、子供の教育にも適しています。

札幌市で言うと、白石区や東区は治安が悪いなんて言われていますね。

 

勤務先が近い

あなたは通勤に一日何分費やしていますか?

最寄り駅まで徒歩10分、電車に10分、会社の最寄り駅から徒歩10分だとすると、往復で1日1時間を通勤に費やしていることになります。

最近は「聞く読書」などもありますから、時間を有効に使えている方もいるかもしれませんが、基本的には通勤時間は短い方が良いことが多いです。

 

私は会社を代えることがないので、会社に近いところに住めば、通勤時間は一生短くなります。

最近はタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する方も増えてきています。

そういう方は是非、職場に近い物件に住むことをお勧めします。

かなり日々の生活に余裕が出来ますよ!

 

地盤が良い

地盤の良さ、あまりあなたは気にしたことがないのではないでしょうか?

日本は世界でも有数の地震大国です。

あなたも何度か地震を経験したことがあるのではないでしょうか。記憶に新しいのは2024年の年始にあった能登半島地震ですね。

 

規模の大きい地震が起きると、家は大きく揺れます。地盤が良いと、その揺れが抑えられます。

地盤柔い=ゼリー、地盤が固い=鉄の塊と想像するとわかりやすいかもしれません。

 

大きく揺れれば揺れるほど、倒壊、水道管・ガス管の破裂、家財の損傷等のリスクが低下するため、地盤の良さはかなり大きなメリットです。

いつか必ず地震は来ます。確実な未来に備える地盤の良さは、家を決める大きな理由になりました。

 

実家が近い

“親孝行、したいときには親はなし”という言葉があります。

親孝行をしようと思うと、やはり距離の近さは大切です。

お互いに会いに行きやすいですし、ちょっとした日常でも手伝うことができます。

そういった面で、実家との距離の近さは大きなメリットでした。

 

しかし、こちらは賛否両論あると思います。

一人暮らしならともかく、配偶者のことを考えると、実家から少し離れていた方がいい場合も多いでしょう。

私の場合は、妻が快くOKしてくれたので、私の実家近辺に住むことになりました。

 

相場より安い

家を資産だと考えるか、只の住居だと考えるかは人それぞれですが、どうせなら資産価値のある家を購入したいですよね。

 

私は不動産屋ですので、相場より高いと損をした気持ちになってしまいます。

万が一、住宅ローンの支払いが厳しくなった際にも、資産価値のある家だと売却して返済が可能です。

 

私が購入した物件は、周辺の売買実績からしても安価で売りに出されており、将来の売却等を考慮しても十分元が取れると判断しました。

 

特に重要なこと

住宅を購入するうえで重視するポイントは人それぞれです。

周辺環境・学区・間取り・不動産としての価値等、こだわるポイントはいくつもあります。

 

私はその中でも、周辺環境と不動産価値を重視して家を購入しました。

どうせ家を買うからには、価値のある家を購入したいですよね。

しかし、家の目利きは誰でもできることではありません。

そもそも価値のある家はすぐに売れてしまうことが殆どなので、売り物が出るまで待つしかないというデメリットもあるので注意が必要です。

 

もし、資産価値を重視して家を購入したい方がいらっしゃいましたら、私が力になれることがあるかもしれません!

家を買うときは意外と地盤も大切なので、必ず不動産屋さんに確認するようにしましょう。

 

住宅購入のスタート

「住宅を購入したい!」と思ったらあなたはまず何をしますか?

恐らくインターネットで見てもわからないから、住宅展示場に連絡する・訪問するという方が多いと思います。

しかし、住宅展示場に行くのはあまり良い方法とは言えません。

何故展示場に行くのは良くないのか、ベストな選択肢は何なのかは以下の記事に詳しく書いてありますので、ご覧いただければと思います。

必ずご納得いただける内容になっております!

 

 

最近話題になっているリバースモーゲージの記事もありますので、検討している方は一度読んでみてから決断してください!

まとめ

私の住宅購入記、いかがだったでしょうか?

私が住宅を購入した際の葛藤やどういう条件で探したのかがお分かりいただけたかと思います。

 

この記事を読んで、賃貸派から持ち家派になった方もいるかもしれません。

しかし住宅の購入は、多少のリスクが伴うものですので、購入する際には必ず信頼のおける不動産屋に相談しましょう。

賃貸も持ち家もどちらもメリット・デメリットがありますので、あなたに合った方を選択しましょう!

 

住宅購入のおおまかな流れがわかりましたか?

住宅は一度購入したらなかなか買い換えられないものですので、後悔の無いように、しっかり学んでから購入しましょう!

 

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